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5件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

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2021-04-06 第204回国会 衆議院 法務委員会 第10号

武参考人 推知報道のことですが、顔写真が出たり名前が出たりすると就職がしにくい、そして、立ち直りの機会を奪ってしまうということをよく言われて、もちろん、そういうことはあると思います。悪いことをして、何かを起こした少年であるわけですから、ハンデはあると思うんですね。だったら、やはり悪いことをしたんだから、より努力が大事だと思うんですね。それを教えていないことに問題があると思います。  私は、いつも思

武るり子

2021-04-06 第204回国会 衆議院 法務委員会 第10号

武参考人 私も先ほど申したように、民法が十八歳に年齢引下げになりますし、もちろん選挙権はもう数年前からありますので、罪を犯したときだけ少年法で扱われるというのは、どうしても納得できないんですね。  私も、法務省でありました法制審議会少年法の改正の話合いの中で、三年半出席していまして、最初は年齢は引き下げるのが当然だという流れで、だけれども、十八歳、十九歳の少年であってもまだ未熟な子がいる、だから

武るり子

2021-04-06 第204回国会 衆議院 法務委員会 第10号

武参考人 私たち少年犯罪被害当事者の会は、少年犯罪により、最愛の子供そして家族を突然に奪われた遺族の会です。個人や家族だけでは受け止め切れない悲しみや苦しみを分かち合おうと、一九九七年に発足し、現在、三十五の遺族活動を行っています。  私は、その代表をしていて、二十三年になります。本日は、このような貴重な場所で意見を言える機会をいただいたことに心から感謝をしています。ありがとうございます。  

武るり子

2014-03-25 第186回国会 衆議院 法務委員会 第6号

武参考人 私はいつも思うんです。私は十八年前、毎日死ぬことを考えました。大切に育てた息子を救えなかったからです。でも、私はこうやって十八年生きてこられたんです。  なぜかなと振り返ったときに、私は、主人と一緒に声を上げました。それから、仲間を見つけました。それから、私たちの会を応援してくれる学生さんを見つけました。そして、私の近所の人たちが理解をしてくれたんですね。私は思いました。あれほど死のうと

武るり子

2014-03-25 第186回国会 衆議院 法務委員会 第6号

武参考人 とても難しい質問です。私の例もそうですし、会の人たちの例を見たときに、加害者付添人がついたときにいい思いをしていないからです。とても難しい問題です。  というのは、國重先生とか坪井先生のように、本当に正義を持ってこの加害者を立ち直らそうとすごい熱意のもとで付添人になるという人、そんな方ばかりだったらいいです。でも、私たちが経験したことは、加害者側についた付添人は、本当にこれが正義なのかなと

武るり子

2014-03-25 第186回国会 衆議院 法務委員会 第6号

武参考人 本日は、このような貴重な時間をいただいたことに、心から感謝をしております。  私の息子長男孝和は、今から十八年前の平成八年十一月、十六歳のときに、同じ十六歳の見知らぬ少年たち因縁をつけられ、一方的な暴行で殺されました。  事件とわかった直後、主人が私にこう言いました。俺たち見せ物パンダになってもいいな、もうプライバシーも何もないぞと私に言ったんです。それまで、私は専業主婦ですし、このように

武るり子

2007-05-17 第166回国会 参議院 法務委員会 第12号

参考人武るり子君) 警察が、例えば深夜徘回をしていたり、何かやってはいけないことをやって、見付けたときには、やっぱり段階というものがあると思うんですね。  一回目は注意をする。例えば、それを何回も繰り返すなら、それを児童相談所なりに送る。そして、それでも駄目なら、それでも繰り返すようならばやっぱり家庭裁判所に送るといったように、その加害少年の行動によって段階を踏まえて、何というんですか、連携というか

武るり子

2007-05-17 第166回国会 参議院 法務委員会 第12号

参考人武るり子君) 私は皆さんのように専門家ではありませんので、みんなの遺族の人、被害者の人の経験を聞いている、その中で話をしたいと思います。  見ていますと、十四歳未満だと児童相談所に送られるわけですね。児童相談所というのは福祉施設です。そして、その福祉施設というのは、これから加害少年がどうやって生きていったらいいか考えるところだと言います。それは家庭裁判所も同じでした。今でこそ、事実をしなければいけないということが

武るり子

2007-05-17 第166回国会 参議院 法務委員会 第12号

参考人武るり子君) おはようございます。  本日は、少年法等法案につきまして意見を述べる機会を与えていただきまして、本当にありがとうございます。  私の息子長男孝和は、平成八年十一月、十六歳のときに、同じ十六歳の見知らぬ少年たちにいわれのない因縁を付けられ、何度も謝っているにもかかわらず、追い掛けられ、一方的な暴行で殺されました。  主人事件と分かったとき、私にこう言いました。おれたちはもう

武るり子

2000-11-17 第150回国会 参議院 法務委員会 第8号

参考人武るり子君) うち事件の場合は、手を出したのは一人なんです。その横にけしかけるような子がいたので二人、グループとしては六人いたんです。  処分はその手を出した子だけが受けました。その子は長期処遇ということでした。実際は一年弱で出ていました。けしかけたその横にいた子、うち息子を助けようとした友達をけったりとかした子は何も処分は受けていないようでした。そして、最近民事裁判をしてわかったんですけれども

武るり子

2000-11-17 第150回国会 参議院 法務委員会 第8号

参考人武るり子君) 本日は、私にこのような話をできる機会をいただきまして、本当に感謝気持ちでいっぱいです。きょうはどうぞよろしくお願いします。話を聞いてください。  私の息子孝和は、平成八年十一月三日の高校の文化祭の日に同じ十六歳の見知らぬ少年因縁をつけられました。相手にかかわりたくないために何度も謝っているのに待ち伏せされ、逃げたにもかかわらず一キロ近く追いかけられて一方的な暴行を受け、

武るり子

2000-04-07 第147回国会 衆議院 法務委員会 第11号

武参考人 被害者基本法とかそういうのを見たときには、一般の犯罪被害者という意味で書かれているんですけれども、ちょっと私、どこに書かれていたかは覚えていないんですけれども、例えば、私たち少年犯罪なものですから、加害少年プライバシーだとか、加害少年の将来に邪魔にならないだとか、もしくは加害少年の更生に妨げにならないだとか、そういうただし書きが必ずあるんですね。  そうなると、どうしても今まで加害少年

武るり子

2000-04-07 第147回国会 衆議院 法務委員会 第11号

武参考人 活動といいましても、私たち、会という名前がついているのですけれども、すごい立派な会ではないのですね。本当に、子供を思う気持ち親たちが集まってできた会なので、すごく大きな活動はできないのです。  先ほども言ったように、私が窓口になって、本当に悩んでいる人がここに電話してみようかなと思えるように、まだ広まっていないのですね、私たちの会って。だから、こんな会がありますよということをもっと広く

武るり子

2000-04-07 第147回国会 衆議院 法務委員会 第11号

武参考人 本日は、国会が大変な時期に、私たち犯罪被害者遺族の話を聞いていただける機会を設けていただき、ありがとうございます。  現在、私のところは、少年犯罪被害者家族遺族人たち連絡窓口になっています。遺族人たちだけでも三十家族人たち連絡をとり合っています。少年事件といいましても、それぞれ事件の内容も違い、細かく言えば、抱えている悩み、問題点も少しずつ違います。でも、みんなに共通している

武るり子

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